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幼稚園・保育所の設計・計画を中心に、人間と環境の関わりについて研究しています。
by fujitalab


じいちゃんの葬式に行ってきた

1年ほど前から入院していたじいちゃんが亡くなった。

大正14年生まれで81歳と数ヶ月。
老衰で、苦しまずに亡くなったようだ。

訃報を聞いて、それでも調査を優先しようとした。まずは駆けつけなくてはいけないのに、何をしているのだろう。
結局、木曜の夜中に金沢まで車を走らせ、一泊し、金曜朝一で新潟に向かう。

祖父母不幸な孫で、15年ほど新潟に行っていなかった。進学したとき、就職したとき、学会のとき、何かのついでに寄ることはできたはず。
なぜ、それをしなかったのか?

いろいろな人間と関わりながら、一生を過ごす。
その時々で、行動を選択するけれど、自分の大切な人間達をさしおいて、何を選択して来たのだろう。
もっとできるはず、もっとできたはずだという考えが頭をよぎる。

じいちゃんとお別れするときに、自分の大事な人間たちがこの世を去る時を重ねてしまった。

その時に。。
その人たちに何ができたろう?
きちんと見て、何かを思ったら、それを伝えたのだろうか?
様子がおかしくはなかったか?
変わったことはないか?
えらく痩せていないか?
顔色はどうか?
人間ドックをすすめていたか?
えらく痛がっていないか?
自分のことだけではなく、その人を喜ばせるために何をしたのか?
ちょっとしたプレゼントや心配りをしたのか?
なんで自分はこんなところにいるんだろうか?
いま何ができるのか?
いま何をすべきなのか?
by fujitalab | 2006-07-10 22:17 | 雑文
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