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Staff 平成17(2005)年度
安藤千春
「幼稚園・保育所の用途別面積傾向と各室・空間の保育者評価」 --- 近年の保育ニーズの変化に対応した幼児施設の計画を行うことは重要である。本研究では幼稚園・保育所(140園)を選定し、①用途別面積傾向の把握、②各室・空間の利用実態とその評価から、近年建設された幼稚園・保育所の概要を明らかにし、また保育者評価を盛り込んだ幼稚園・保育所のあり方について、以下の知見を得た。 1)大規模な幼稚園・保育所であっても多様な行為・集団を包括できる空間を充実させるべきである、2)計画時に設計者による十分なヒアリングを行う、3)人的密度の小さいプラン計画が課題となる、4)集団規模を小さくすることで保育の自由度を上げることができる、5)保育室の規模は2.5~3.0㎡/人程度がひとつの目安となる、6)遊戯室はそこでの行為を限定せず計画する必要があり、1.4~1.7㎡/人程度がひとつの目安となる。<文責 本人(安藤千春)> 伊藤亜希恵 「遊び・生活行為の人的密度からみた 保育所の各室・空間配置に関する試論」 --- 岐阜県内の3園を対象とし、平面図への行為記録と撮影した写真から、乳幼児の行為毎の人的密度とその内容を把握し、保育所の各室・空間配置を考察した。その結果、次の6項目について知見が得られた。 1)遊戯室は活動場面に応じた細やかな計画が求められる。2)砂場は、10人当たり4.9㎡程度のスペースが必要であると思われる。3)ドッジボールはコートのプロポーションが重要で、4m以内を基本とする。4)保育室は、食事-午睡スペース間にフリースペースを設けると、食事時の集団形態の幅が広がる。5)床素材等の変化は、集団形成に寄与できる。6)保育室面積は、乳児室2.5㎡/人、幼児保育室3.3㎡/人が必要と思われる。(文責 安藤千春) 佐藤涼平 「公衆浴場における浴槽の平面配置特性と利用者の意識評価」 本研究は、岐阜市内の銭湯とスーパー銭湯を対象に、図面の分析や実測調査、ヒアリング調査、アンケート調査を実施し、公衆浴場における平面計画や銭湯の機能のありかたを考察した。 調査により次のような考察を得た。1)平面計画の特性として、スーパー銭湯は回遊性があり、各スーパー銭湯が類似した平面計画を持つが、銭湯は白湯が中心の片側通行となっており、敷地の形態によって平面計画の差が見られる。2)店主の意識として、双方とも経営面・衛生面の意識が高いが、銭湯はそれに加え「コミュニティーの場としての銭湯」という意識を持つ。3)利用者の評価として、銭湯には非日常的な空間を求めるなど、総合的な安らぎの空間が求められている。 各考察より、公衆浴場計画には、利用者の欲求を踏まえた平面計画が必要であり、今後魅力的な公衆浴場計画のポイントとして、地域との密着、コミュニティの形成が必要であると考えた。(文責 服部真和) 服部真和 「凸凹凸凹(でこぼこ) ―柳ケ瀬商店街の活性化を目指した商店街計画の提案―」 本計画は商店街に見られる、高低差、あふれ出し、平面構成、人だまりの4つの要素を断面、平面構成、物品配置、集団形成の凹凸としてとらえ、凹凸の付加・削除操作を既存の商店街に適用することで魅力的な商店街空間を提案することを目的としている。 4つの特徴ある商店街と柳ヶ瀬商店街を対象に写真を撮影して、上記の4つの要素に注目し分析した。その結果、魅力的な商店街には、高低差の有効利用、あふれ出しの境界線を暗示させる仕組み、通路をまたいだ平面構成と緩衝空間の利用、利用者の偏りを無くした分散配置が必要であるという知見を得た。 これらを考慮し柳ヶ瀬商店街の計画を行った。断面は2階部分の抜き取りを中心とし、A)空き店舗を取り壊す、B)そのまま市民に開放する、C)柱・壁だけを残して開放する、のいずれかの形をとった。平面構成では既存の平面から凹ませることを基本に、壁面のみの移動で凹凸を表現した。物品配置では壁面の移動によって生じた領域を限度としあふれ出すこととした。集団構成では1階に利用者の分散を目的とした水路を全体へ通し、2階は街路を伸ばすことで人を分散させる下地をつくった。(文責 熊谷百夏)
by fujitalab
| 2005-01-10 20:00
| スタッフと卒論内容の紹介
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